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相談支援事業のご紹介「行政と相談支援事業所の関係」

先日は、利用者の立場、事業所の立場、行政の立場から横浜ディスアビリティ支援センター(YDSC)をはじめとする相談支援事業所の役割を記述した。今日は相談支援事業所と市町村行政の関係を記述してみる。

相談支援事業所と市町村行政の関係は、協働と緊張の2つの側面を合わせもつものと思われる。障害者本人の自己決定に基づく支援を行うとき、そこには既存の制度や支援の枠組みのもつ制約との不整合や軋轢が生じる可能性を内包している。

例えば、一般の保育所、幼稚園、学校への入園、入学を巡る問題や、ホームヘルパー派遣の支給量の不足など、その不整合や軋轢について、憲法の理念である社会権を通じた基本的人権の尊重の実現や、障害者自立支援法の理念である「自立」と「共生」と照らして当事者の希望や主張が合理的であった場合、本人の自己決定にそって支援していくためには、制度や支援の仕組み、既存のルールの改革が必要となる。そこには行政との緊張関係が生まれる場合があるが、問題を解決するためには行政との協働も必要となる。

このように、「自立」と「共生」に基づく支援は。行政との協働と緊張という2つの側面が生まれることを理解して、相反する関係の中で理念を見失わずに粘り強く支援を継続する覚悟が相談支援事業所には求められる。

『最後に私事の療育で今月力を入れている読み聞かせ。一番印象に残っているのは詩人の谷川俊太郎さんの「せんそうしない」であった。』

”ちょうちょとちょうちょは せんそうしない” ”きんぎょときんぎょも せんそうしない” ”こどもとこどもは せんそうしない” ”せんそうするのは おとなとおとな”

シンプルな言葉なのに、胸にすっと入ってくる大好きな絵本(^_-)-☆

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