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YDSC『生徒に必要な支援の3段階』

子どもたちにどのような支援が必要なのかを考えるとき、学校心理学で説明されている3段階の心理教育的援助サービスの考え方が参考になる。

一次的援助サービスとは、「全ての子ども」の援助ニーズに応じる開発的、予防的な活動だ。 例えば、入学時や進級時の学校生活の適応への不安など、全ての子どもが共通して持つ援助ニーズに応じるため、新年度、丁寧にガイダンスを行ったり、保護者説明会を行ったり、望ましい人間関係づくりができるよう構成的エンカウンターグループを取り入れたりするなど、担任らによる日頃の教育活動がこれに当たる。

二次的援助サービスは、配慮を要する「一部の子ども」のニーズに応じて、一次的援助サービ スに加えられる援助のことを指す。例えば、友だちとのことでつらい出来事があった子どもに対して、学級環境の調整(席や班を決める時の配慮など)を行うことで、子どもの苦戦していることが、今後大きくなるのを予防することを目指すものだ。

三次的援助サービスは、特別に個別の援助を必要とする「特定の子ども」に対する援助サービ スのことである。例えば、長期欠席中の子どもや障害のある子どもに対して個別の教育計画に基づいた援助を行うなどの活動で、 このように、子どもに対する援助を、不登校、いじめなどの行動で考えるのではなく、子ども のニーズの程度に応じて3段階に整理して、支援を考えていくのが基本的なステップである。

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